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クラフトビールのブランディング。
メイドイン伊勢。

三重県伊勢市でクラフトビールを製造販売する伊勢角屋麦酒の缶ビールのブランディングを手掛けました。

伊勢角屋麦酒は、1575年(天正3年)伊勢神宮を目指す船着場の横に、二軒茶屋餅という参拝客に向けた餅屋として創業。当代 21 代目社長が、1997年より「伊勢から世界へ」をスローガンにクラフトビールブランド「伊勢角屋麦酒」を立ち上げました。科学と技術と情熱を注ぎ込んで作り上げたビールは、国内外の品評会で数多くの賞を受賞しています。

クラフトビールファンからは多くの支持を得ていたものの、全国的な知名度を上げてより幅広い層に受け入れられるビールを作ることが課題となっていた伊勢角屋麦酒。 缶ビールを初めて販売するタイミングで、当社にお声がけいただきました。

まずはマーケティング調査を行い、会社と商品の強味を洗い出しながら他社との違いを明確にすることから始め、結果的に伊勢神宮のお膝元であることと、世界的な受賞歴を持つ本格的な美味しさをコンセプトの軸に据えて、ブランドを再定義していきました。ネ ーミングは、伊勢角屋麦酒の従来のファンにも馴染みやすく伊勢発祥であることをわかりやすく伝えられる「ISEKADO」に統一。パッケージデザインは、伝統的で高品質な印象を伝えられるイメージを目指し、当初使用していたロゴマークをより現代的にブラッシュアップして作り上げました。